2011年08月12日

ダーリンメモ

あらためてわかったこともありました。
 それは、ぼくだけの考え方なのかもしれないですが。
 「忘れる」ことを怖れないようにしよう、ということ。
 ぼくは、人の気持ちは移ろいやすいもので、
 あれほど大きな痛みがあったけれど、
 よいにつけわるいにつけ、人間のこころというものは、
 徐々に忘れてしまうのだろうと、想像していたのです。
 春のころに会った被災地の人も、
 「忘れられてしまうのが、いちばん怖い」と、
 真剣に言っていました。

 でも、そんなことはないと思えてきた。
 そんなに簡単に「忘れる」ものじゃないです。
 じぶんがどれほど薄情だとしても、
 「忘れる」までには、ずいぶん苦労がありそうですよ。
 
 だから、「忘れないようにしよう」などと、
 気にしすぎないようにしようと思いました。
 「忘れてもいい」部分は、忘れます。
 そして、「忘れちゃいけない」ところは、
 「忘れられるもんじゃない」と、
 じぶんたちを信じていいんじゃないかと思えてきました。
 たぶん、ぼくや、ぼくらのこれからの活動は、
 短距離走のようなものではないんじゃないかな。
 長距離の、しかも障害物の多い、ゲーム性の高い活動。
 そういうものになるような気がします。
posted by DOKSO at 11:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月09日

ダーリンメモ

「思い出」って、みんなちがうものです。

 小林くんは、小林くんの生きてきた
 家や場所や経験や人たちとの関係のなかで、
 小林くんの思い出をつくります。
 それはもう、吉田くんでも同じことです。
 
 山田くんが夏休みに家族と行った海の思い出は、
 たとえ似ていたとしても、伊藤くんの思い出とはちがう。
 北海道で育った人と、沖縄で育った人とは、
 やっぱり思い出がちがうし、
 富山で暮らしている人と新潟の人も、思い出がちがう。
 家がお金持ちだったかどうかでも、思い出がちがう。
 兄弟の仲がよかったかどうかでも、思い出がちがう。
 都会に住んでいたかどうかでも、思い出がちがう。
 
 「思い出」って、ものすごくちがうものです。
 そして、「思い出」が、その人を成り立たせていたり、     
 人の考え方や感じ方を決定づけているとも言えるから。
 なのに、「思い出」のちがう者どうしが、
 ともだちになれたり、愛しあえたりする。
 
 昔を生きていた人たちに比べると、
 いまのぼくらは「思い出」が似てきていると思うんです。
 テレビ番組や、マンガの話題、アイドルへの興味、
 そういうものは、全国どこでも似た思い出になります。
 どこに住んでいる人も、同じ思い出を抱えていたりする。
 それはそれで、離れているけど同窓生のようで、
 おもしろいものではあるんですよね。
 「ほぼ日」にしたって、どこでも同じものを読んでいる。
 
 ただ、貴重になるというか、価値が高くなっていくのは、
 その人だけの「思い出」のほうだと思うんです。
 方言だとか、他の人の知らない景色だとか、
 家族やともだちとの個人的な「思い出」は、
 他の人が手に入れようと思っても入れられないんだもの。

 「ぼくはキミとちがうということで、同じ。
  なかよくして、いろいろ伝えあおうか」の気持ち。
 ちがう「思い出」を分けあおうというココロ。
posted by DOKSO at 11:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月29日

ダーリンメモ

今日のダーリンって明日になると削除されちゃうからメモ


補助輪なしでうまく自転車に乗れるようになったとき、
 それを操縦している子どもは、けらけら笑う。
 ああいうものを見ている時間がもらえるから、
 親をやってるのは、おもしろいのだなぁと思った。
 
・おとなになっても、いくつもの「補助輪」がある。
 つまり、それがないと自立できないようなもの。
 時には、先輩が補助輪にあたるのかもしれない。
 人によっては、アイドルが補助輪だったりもする。
 誰よりも新しい知識が補助輪だということもあるだろう。
 恋人が補助輪だということも、きっとあると思う。
 マンガが補助輪、テレビが補助輪、本が補助輪。

 外すに外せないと思いこんでいる補助輪が、
 おとなにも、いっぱいあるものだ。
 じぶん自身の一部だとか、
 じぶんと一体化していると思いこんでいるけれど、
 それが補助輪だということも、けっこうあるだろう。
 「それがなくても、わたしは立って歩いていける」
 ほんとは、そういうものばかりなのだ。
 
 ぼくの写真を特別なカメラで撮ったらさ、
 役にも立たないちっちゃい補助輪が、
 からだのあちこちにクリスマス飾りのように、
 いっぱいくっついていたよ‥‥なんてね。
posted by DOKSO at 11:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする